
長野県飯田市と岐阜県の県境近く「大平宿」は、中山道と飯田街道の脇街道・大平街道の中間地点に位置し、宝暦年間(江戸中期)から宿場と木炭の生産地として栄えました。その後、鉄道の開通に伴いその役割を終え、昭和45年に一斉離村となりました。
無住の里となって3年目、地元ボランティアを中心として大平宿の保存運動が始まり、昭和51年「大平宿をのこす会」は設立されました。平成3年度に始まった飯田市の「ふるさとづくり特別対策事業」を受けて、生活文化同人の有志、複数の設計者の参加を得た改修設計の結果、平成5年3月に9棟の民家を蘇らせることができました。
「大平建築塾」は、事業後も大平宿を見守り、保存運動に関わり続けるために、民家を積極的に利活用しようという主旨により生活文化同人の主催によって、平成6年から、年に1回開催されることになり、平成21年で通算16回目となります。(平成16年から新たに第1回目の再スタートと位置づけ、今年は第5回目となります。)大平建築塾では、民家での宿泊や、竃と囲炉裏での炊事体験と共に、周辺整備、障子の貼替え、柱の傾きや不同沈下等の破損調査を行ってきました。
今回は、大平宿をのこす会と共催し、民家だけでなくその周辺環境と一体となった大平宿を、いかに残し次世代へ伝えていくのかを考えます。この夏、大平宿の囲炉裏端で語らいましょう。■続きを読む









![木造住宅[私家版]仕様書・完全版](http://mjk463-info.up.seesaa.net/2008/shikaban2008-001.jpg)
![木造住宅[私家版]仕様書・完全版](http://mjk463-info.up.seesaa.net/2008/shikaban2008-201.jpg)
